お墓の構成や墓石に刻む文字

元気な内に自分のお墓を立てておこうと言う方が増えているようですが、いざお墓を建てようと思っても、お墓がどんなものか判らないと言う人も多いのではでしょうか?
お墓にはどんな種類があるのか、構成はどうなっているのかに付いてのお話しです。

先ずお墓の構成ですが、開眼法要で魂の入る場所になるのが、石塔です。
お墓の中心にあって、戒名などが彫られている物を指します。
いわゆる墓石と呼ばれるものですね。
和型墓石では、石塔の上から、戒名が書かれる棹石(さおいし)、上台、中台、芝台の4つにわかれています。
墓石が横に長い洋型の物は芝台や中台がないものもあるようです。
石塔の下の半地下に納骨室(カロート)が作られます。
納骨室は2段か3段の物が一般的です。

そして外柵、お墓全体を囲む柵で、境界石ともよばれます。
お墓の境界をハッキリとさせるものですが、土が地崩れを防ぐ治水対策も兼ねています。
基礎の上に中石、上石とつまれていて、上石の上面には羽目が加工されています。
外柵には他に、小柱、塔婆立、入り口部分には大柱が設置されます。
石塔の前には供台と香炉(線香立て)、花立て、水鉢が用意されています。
大き目のお墓の場合は、外柵の中にさらに、故人の歴史を記す墓誌、灯篭、つくばい等を配します。

墓石に刻む文字については、一般には、戒名、俗名、行年(享年)、没年月日を記します。
また、浄土真宗では「南無阿弥陀仏」を日蓮宗では「南妙法蓮華経」を墓石の正面に記し、戒名などは側面に記します。
最近では、お墓に言葉を刻む方も増えています。
句になっているものや祈りの言葉等、思い思いの言葉を残しておくようです。
こうした言葉は墓石ではなく、石塔の正面にそれようの石を改めて配している事が多いようですが、洋型の石塔の場合は墓石に直接彫られるものもあります。
文字の書体は、一般に毛筆の書体を利用します。
有名な書道家の文字を使ったものもあり、ある程度は自由に選べますが、中には石材店で指定されたものしか使えない場合もあります。

自分好みのお墓を作るには、お墓の構成を理解して、石材店さん等とよく相談をするのが一番ですが、霊園見学ツアーなどで、色々なお墓を見て回り、
参考にするのもよい方法です。

ページのトップへ戻る